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1Q84 BOOK3 [本]

1Q84 BOOK3
book2の終盤はいろいろ気づいた青豆さんが自殺しちゃおうかな。
私が死ぬことで天吾君を守れるなら!!
ってとこで終わります。

で、book3。
いきなり「牛河」の新しい時間軸から始まる。
さきがけのさしがね的なちょい役だったのに、
この福助頭のおじさんがbook3では大活躍。

推理小説ばりの読みの深さで、天吾と青豆の関係に目をつけ、
マンションの1室に身を隠している青豆に近づいていく。
で、この牛河が後に天吾と青豆を引き寄せることになる。

あ、言っちゃった。
青豆さん生きてました。
自殺は思いとどまってくれました。
で、妊娠発覚。
なんと。
処女懐胎[あせあせ(飛び散る汗)]
しかも、天吾の子???
青豆には直感としてそれがわかるらしい。
ポカーン。母さんついていけない[がく~(落胆した顔)]

一方、天吾は父親との最後の時間をすごすとの口実の下、
本心空気さなぎをもう一度見たくて猫の街に長期滞在する。
結果2度と現れず。

牛河は天吾のアパートの監視をする過程で、カメラ越しにふかえりに遭遇。
この時から牛河にも不思議な出来事が起こり始める。
1Q84に取り込まれたのか。
牛河も2つ目の月を発見する。

そんな中、1Q84にいる3人(天吾・青豆・牛河)の元にNHKの集金を名乗る男が現れる。
(天吾は不在だったため留守番していたふかえりの元に現れた)
現れると言っても、執拗なノックと挑発するような精神的に追い込むような発言をするのみ。
姿を見たものはいない。
そのやり口は天吾が幼少期に付いて回っていた父の集金手法と似通っていた。
おそらく昏睡状態の父の意識が1Q84を彷徨っているのでは??

ここまではほんとドキドキワクワク。

で、ふと思いました。
あれ?これBOOK3までで終わりですよね?
終わらなくないですか?
そもそも10−12月ってことは、baby生まれませんよね?予定日的に。

でも、とりあえず読み進めてみる。

猫の街で天吾は自らの出生とトラウマとなってる夢の謎解き。
結果解けず。父死去。遺品に思わせぶりなものあるが、解けず。なんじゃそりゃ。

牛河、もう一歩のとこまで青豆に近づく。
が、タマルさんに殺される。
(青豆に暗殺依頼してる老婦人と用心棒タマルさんはよく出るキャラだし魅力的なんだけど、
最終的にそんなに重要な人物じゃないと感じたので、説明端折ります。)
えー、牛河さん。死んじゃった。
で、死体はさきがけに回収されて、さきがけの施設で処分までの間安置。
名探偵牛河さんもこれまでか。
と思ったら。牛河さんの死体の口からリトルピープル!空気さなぎ作り始めた。
しかし、牛河の件はこれっきり。
え?
思わせぶりすぎません?BOOK4で牛河復活??

で、タマルさんが牛河リスクなくなったことを青豆に伝え、
天吾にいつもの公園で青豆と待ち合わせるよう伝えて、
再会。

二人で高速道路の階段をのぼって元の世界に戻ろう。
戻った?月は1つだ。
でも、もしかしたらさらに違う世界かもしれない。
まぁ、そんなことはいい。
二人は出会えたのだから。
これから生まれる子供と3人でこの世界で生きていく!




え?いろいろ置きっぱなしすぎません?
散らかりすぎてません?
っていうのが感想。
最初からずっと面白かっただけに、ラストが???
でした。BOOK4があるなら納得。



1Q84 1-3巻セット

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  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2010/05/29
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  • 作者: 村上 春樹
  • 出版社/メーカー: 新潮社
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